Data — 2026.8.11
市政報告会・対話会でお話しした数字
数字、ぜんぶ。
財政・人口・健康・組織・行政コスト。出典と時点を、ぜんぶ添えました。話を聞きながらメモを取るのは大変なので、あとから確かめられるようにしてあります。

市政報告会(2026年8月11日)の数字

三郷市議会議員 鈴木優作。本ページは鈴木優作が公表資料からまとめた非公式の資料で、市・議会・会派の公式見解ではありません。数字の誤りや、前提の置き方へのご指摘をお待ちしています。

三郷のまちなみ
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2026年8月11日の市政報告会でお話しした数字を、出典と時点をつけて、ぜんぶ並べました。

話を聞きながらメモを取るのは大変です。あとから確かめられるように、このページを用意しました。
数字はすべて、市や県が公表している資料が出どころです。気になるものは、原典に当たってください。

このページは鈴木優作が公表資料からまとめた非公式の資料です。市・議会・会派の公式見解ではありません。数字の誤りや、前提の置き方へのご指摘をお待ちしています。

01 — Finance

お金のこと

項目数字出典・時点
令和8年度 当初予算(一般会計)617.5億円前年度比 −7.5億円・−1.2%。19年ぶりの減
市税の予算額247.1億円令和8年度当初予算(前年度比 +6.6%)
経常収支比率100.7%令和6年度決算。令和5年度は97.7%
経常一般財源収入(毎年の手取り)305.6億円令和6年度決算
経常経費(毎年の固定費)307.7億円令和6年度決算。手取りより2.1億円多い
実質公債費比率8.5%令和6年度決算。危険水準は25%
将来負担比率51.2%令和6年度決算。早期健全化基準は350%
市債残高420.0億円令和6年度末
基金残高47.5億円令和7年度末見込。ピークは令和4年度72.6億円

出典: 三郷市「令和8年度当初予算」「令和6年度決算カード」「令和6年度 一般会計・特別会計歳入歳出決算及び基金運用状況審査意見書」。
「危ない」のではなく「動きにくい」——実質公債費比率も将来負担比率も、基準からは遠い位置にあります。

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02 — Population

人のこと

三郷市の人口は、直近1年で106人ふえました。でも、日本人は630人減っています。

年(各年4月1日)総人口うち外国人日本人外国人の割合
令和3年142,6634,925137,7383.45%
令和4年142,7585,066137,6923.55%
令和5年142,1775,639136,5383.97%
令和6年141,9356,462135,4734.55%
令和7年142,0417,198134,8435.07%

4年間で: 総人口 −622人 / 外国人 +2,273人(+46.2%) / 日本人 −2,895人
直近1年で: 総人口 +106人 = 外国人 +736人 と 日本人 −630人 の差引
いま 20人に1人が外国籍です。4年前は29人に1人でした。

⚠️ 人口のピークは令和4年(142,758人)です。そこから減り、直近1年だけが差引でプラスになりました。「減少が止まった」という意味ではありません。

どこの国の方が多いのか(令和7年4月1日)

国籍令和7年令和3年から伸び率構成比
中国1,881+343+22.3%26.1%
ベトナム1,715+575+50.4%23.8%
その他(下記14か国以外)1,551+875+129.4%21.5%
フィリピン762+118+18.3%10.6%
バングラデシュ450+279+163.2%6.3%
朝鮮・韓国429+11+2.6%6.0%
パキスタン126+39+44.8%1.8%
タイ104+10+10.6%1.4%
ブラジル49 / エジプト36 / アメリカ35 / ペルー28 / イギリス21 / イラン111802.5%

中国とベトナムで、ちょうど半分(26.1%+23.8%=49.9%)。
いちばん伸びているのは「その他」(+129.4%)——統計に個別の欄がない国から来る方がふえています。

出典: 三郷市「みさと統計書 令和7年版」2 人口 の「1 人口の推移」「3 国籍別外国人登録人口」(資料:市民課)。令和3〜7年の全年で、内訳の合計が総数と一致することを確認しています。

40年後は、どうなるか

項目いま(令和7年)40年後(令和47年)
総人口122,389人
高齢化率35.9%
働く世代(15〜64歳)86,239人67,118人(−22.2%)
高齢者1人を支える働く世代2.23人1.53人

出典: 三郷市「三郷市版人口ビジョン・総合戦略(令和7年見直し)」。この推計は国勢調査ベースで、上の住民基本台帳の表とは基準が違います。並べて引き算しないでください。

03 — Health

健康のこと

三郷市の健康は、埼玉県のなかで良いほうではありません。

項目三郷市比較出典・時点
健康寿命(男性)17.46年埼玉県 18.12年埼玉県「健康指標総合ソフト」令和4年
健康寿命(女性)20.62年埼玉県 21.03年同上
平均寿命(男性)81.22歳県81.59/全国81.05令和4年。全国は上回る
平均寿命(女性)86.98歳県87.49/全国87.09令和4年
特定健康診査の受診率31.4%県内市町村平均 39.4%令和4年度 法定報告
特定保健指導を終えた人の割合5.7%県平均 18.9%令和4年度 法定報告
死亡総数1,560人令和元年 1,265人令和5年度。5年で+23%
死因1位悪性新生物 408人2位 心疾患267/3位 老衰136令和5年度
がん検診等の受診者28,130人令和2年度 19,426人令和6年度
国民健康保険の被保険者24,529人(17.3%)前年 26,327人(18.5%)令和7年3月31日
医療の体制病院6・診療所67病床1,215・医師215人令和6年12月31日

いちばん深刻なのは、特定保健指導です。健診で「気をつけてください」と分かった人のうち、指導を終えた人は5.7%。県平均の3分の1以下です。しかも平成30年度13.5% → 令和元年14.1% → 令和2年12.1% → 令和3年8.9% → 令和4年5.7%と、下がり続けています。

出典: 三郷市「すこやかみさと〜第3期三郷市健康増進・食育推進・自殺対策計画〜」、三郷市「みさと統計書 令和7年版」12 保健・衛生、埼玉県保健統計年報(草加保健所)。
⚠️ 埼玉県の健康寿命は「65歳から、要介護2になるまでの期間」で、国の定義とは算出方法が違います。他県の数字と単純に比べられません。

04 — Organization

組織のこと

三郷市役所を、約1,000人が働く組織として見ると、これから起きることは決まっています。

項目数字出典・時点
市の職員数約1,000人定員管理984人(令和7年4月1日)/令和8年度予算の一般職1,008人。基準が違う
人件費95.5億円令和8年度 給与費明細書(給与費79.2億+共済費16.3億)
定員適正化計画985人 → 990人令和8年度 → 令和12年度。人はほぼ増やせない
扶助費の見込み189.8億円 → 259.7億円令和12年度まで6年で+69.9億円
同じ6年の市税の増加+18.2億円市の中期財政見通し
歳入歳出の差引53.7億円 → 5.1億円同上

人は増やせない。仕事は増える。支える人は減る。
だから、一人あたりが生み出せる価値をどう上げるか——という話になります。働いている人を責める話ではありません。

05 — Simulation

紙を減らすと、いくら浮くか

サイトのシミュレーターの初期設定のままの結果です。三郷市の実測ではありません。

項目数字前提
いま、紙にかかっている額4,000万円/年職員800人 × 年10,000枚 × 1枚5円
4割減らすと手もとに残る額1,100万円/年1,600万円 − システム費用500万円
10年では1億1,000万円市民1人あたり776円
職員が紙に使う時間年19,200時間1日15分 × 240日 × 800人 × 40%
それは何人分か10人分1,920時間/人年。現金は浮きません

その1,100万円で、何ができるか

使い道単価1年分の削減で
行政手続きのオンライン化500〜2,000万円/1手続0.5〜2手続
学校のトイレを洋式に50〜100万円/1便器11〜22便器
通学路の防犯カメラ25〜50万円/1台22〜44台

トイレもカメラも大事ですが、それは一度きりの買い物です。手続きをオンラインにすると、また紙が減ります。減った分が、次の投資の原資になる——という考え方です。

⚠️ 学校の普通教室のエアコンは、すでに設置が終わっています。ここでは、まだ終わっていないものを例に挙げています。トイレの洋式化は「市内全校の完全洋式化まで10〜20年」とされる長い工事です(出典: これっていくら?)。

単価の出典は これっていくら?行政コスト前提はご自分で動かせます: 庁舎ペーパーレス化シミュレーター

三郷市の予算では、こう出ています

令和7年度令和8年度増減
広報広聴費4,417万円3,502万円−915万円(−20.7%)
情報政策費9億4,260万円7億1,193万円−2億3,067万円(−24.5%)
議会費3億1,930万円3億2,292万円+362万円(+1.1%)

出典: 三郷市「令和8年度当初予算」目レベル。⚠️ この減り方がデジタル化によるものかどうかは、まだ確かめられていません。目レベルの数字では中身が分からないためです。今後の一般質問で問います。議会費は増えています

06 — Inspection

先週、見てきたこと

項目川西市(兵庫県)8月4日枚方市(大阪府)8月5日
テーマ「何をやめるか」を決められる行政経営議会改革を回し続ける仕組みと体制
人口約15万2千人約39万人(中核市)
経常収支比率98.6%(三郷は100.7%)
財政力指数0.64(三郷は0.90)
持ち帰り①計画を3層に(理念/考え方/金額)議会改革懇話会=2年に1度・各会派1人・法的根拠のない任意の場
持ち帰り②計画期間を市長任期の倍数(8年)に議会広報課に20代30代の職員4人。SNSも動画も内製
持ち帰り③人を減らさない行政改革(残業代6,500万円削減・職員数は確保)ペーパーレス実費 導入507万円・月額7万円

条件は三郷のほうが恵まれています。それでも、毎年の固定費の重さ(経常収支比率)は三郷のほうが重い——というのが、川西市に行って分かったことでした。

視察の報告は会派サイトに公開しています: 川西市 ↗枚方市 ↗

SOURCES

数字は、確かめられる形で出す。

このページの数字は、すべて市・県・国が公表している資料が出どころです。出典と時点を必ず添えました。お手元で照合できます。

前提を置いた試算(紙のシミュレーション)は、試算であることを明記しています。実測値と混ぜていません。

誤りを見つけたら、教えてください。直して、直した記録を残します。

本ページは「鈴木優作調べ」です。公表資料をもとに個人でまとめたもので、市・議会・会派の公式見解ではありません。数値や制度は時点により変わります。実際のご判断は、必ず三郷市・埼玉県・国など公式情報をご確認ください。

Notes

作成:鈴木優作(三郷市議会議員/創政MISATO)
答えを配るためでなく、一緒に考えるために。