令和8年 3月

市政レポート

令和8年度予算 617億5,000万円。
市税収入は過去最高水準の約247億円。
子育て・防災・AI・交通・福祉 ― 主要事業をまとめました。

2026年3月17日 発行 三郷市議会議員 鈴木優作
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本資料は三郷市議会議員 鈴木優作が独自に作成した資料であり、三郷市の公式発表ではありません。掲載内容は令和8年3月定例会の施政方針および一般質問に基づいています。

Contents

目次

予算概要

市の予算は、私たちの暮らしを支えるすべての事業の財源です。どこにいくら使われるのかを知ることが、まちづくりへの第一歩になります。

予算

令和8年度予算 617億5,000万円 ― 19年ぶりのマイナス予算の中身

令和8年度一般会計予算は617億5,000万円(前年度比-1.2%、7.5億円減)。19年ぶりのマイナス予算ですが、主因は南部地域拠点防災コミュニティ施設整備事業の約18億円減で、「縮小」ではありません。市税収入は約247億1千万円(前年度比+6.6%、約15.3億円増)で歳入の40.0%を占め、過去最高水準です。三郷中央・新三郷エリアのまちづくり進展による人口・資産価値の増加が背景で、行政サービスは実質拡充されています。

施政方針

子育て・教育

保育・通園・学校ICTなど、子育て世帯の「困った」に直結する分野。令和8年度は新制度のスタートが複数あります。

市の新事業

「こども誰でも通園制度」がスタート ― 高州・早稲田の2保育所で

令和8年度から、高州・早稲田の2保育所で「こども誰でも通園制度」が始まります。理由を問わず一時的にお子さんを預けられる国の新制度で、これまで保育所を利用できなかった家庭も対象です(急な用事、育児疲れ、上の子の学校行事など)。まず2か所からスタートし、利用状況を見ながら拡大を検討します。

施政方針

市の新事業

プレーパーク ― 「こどもの居場所」が市の認定制度で広がる

子どもが自由に遊べるプレーパークの実施へ、市民・団体・企業との協働で仕組みづくりが進みます。市独自の認定制度を導入し、認定団体には場所確保や安全管理の支援を提供。公園だけでは足りない「放課後や休日の居場所」を、地域の力で広げる新しい枠組みです。

施政方針

市の新事業

保育所に見守りカメラとオートロックを試行設置

公立保育所1か所に、保育室内外を録画する見守りカメラと門のオートロックを試行設置します。不審者侵入の防止に加え、事故やトラブルの客観的な記録にも活用。効果を検証した上で、他施設への展開を判断する方針です。

施政方針

市の新事業

学校のICT環境を強化 ― ネットワーク機器を全面更新

小中学校のネットワーク機器を更新し、通信速度とセキュリティを強化します。GIGAスクール構想で1人1台端末が配布された一方、「ネットワークが遅く授業が止まる」という現場の声への対応です。デジタル教科書やオンライン授業への対応力も向上します。

施政方針

防災・治水

河川に囲まれた三郷市にとって、水害対策は最重要課題の一つ。平時の備えが、いざという時の被害を左右します。

市の新事業

防災プラザみさと開館 ― VR防災体験で学べる新施設

南部地域に「みんなの防災プラザみさと」が令和8年度に開館します。建築・機械・電気工事に加え、展示物やVR体験コンテンツの制作が進行中。体験しながら防災を学べる施設として学校の防災教育との連携が期待され、「いざという時どこに逃げるか」を確認できる地域の避難拠点にもなります。

施政方針

市の新事業

大場川の治水対策 ― 水害リスクの軽減へ

大場川上流排水機場の増強による排水改善の効果検証を実施します。県と市の連携事業として結果を整理し、今後の対策に反映。河川に囲まれた三郷市の水害リスクに対し、県と連携した治水対策が着実に進んでいます。

施政方針

市の新事業

半田彦成跨線道路橋に監視カメラ ― 積雪時の交通安全を強化

半田彦成跨線道路橋に、積雪時等の交通安全強化のため監視カメラを設置します。冬場「橋の上が凍結しているか」をリアルタイムで把握でき、迂回判断が可能に。道路維持管理事業の一環として、通勤の安全性を高める投資です。

施政方針

都市整備・交通

駅前の使いやすさや道路の整備は、毎日の通勤・通学の快適さに直結します。三郷中央エリアの再整備が本格化します。

市の新事業

三郷中央駅前の再整備 ― 4億800万円を計上

TX三郷中央駅前広場の再整備に4億800万円を計上。路線南側の広場改修、シェルター設置、周辺歩道の高質化に向けた詳細設計を実施し、バスとの乗り換え動線を改善(雨の日の通勤ストレスも軽減)。都市計画道路草加三郷線の整備事業認可も取得し、三郷南ICなどへのアクセス向上を図ります。

施政方針

公共施設の改修

学校・図書館・児童センターなど、子どもや高齢者が毎日使う施設の老朽化対策。令和8年度は集中改修の年です。

市の新事業

彦成小・丹後小の校舎改修 ― 学校施設の長寿命化

彦成小・丹後小の屋上防水や外壁塗装等の外部改修を実施します。北部図書館の大規模改修、早稲田児童センターの改修設計も同時進行し、子どもが日常使う公共施設の環境改善に予算を確保。雨漏りや壁のひび割れを未然に防ぎ、安心して学べる環境を維持します。

施政方針

市の新事業

健康福祉会館のエレベーター改修 ― バリアフリー向上

健康福祉会館のエレベーターを改修し、車いすやベビーカーでの移動をスムーズにします。同時に鷹野文化センターの大規模改修、瑞沼市民センター体育館の屋根・床修繕も予算化され、令和8年度は公共施設の集中改修年です。

施政方針

文化・スポーツ

ロケ地誘致や全国大会の開催など、三郷の魅力を市内外に発信する事業。スポーツ環境の充実と街の認知度向上を同時に進めます。

市の新事業

「選ばれるロケ地、三郷」― ロケ支援の実績を発信

ロケーション支援を強化し、三郷市で撮影されたドラマ・映画の実績をまとめて発信。街の認知度向上と来街者増加を図ります。

施政方針

市の新事業

ねんりんピック(全国健康福祉祭)が三郷で開催

第38回全国健康福祉祭埼玉大会「スポーツチャンバラ交流大会」を三郷市総合体育館で開催。全国から高齢者アスリートが集まる大会のホストとして、令和8年度予算に開催準備・運営費用を確保しています。

施政方針

市の新事業

陸上競技場のLED照明化 ― スポーツ環境の進化

陸上競技場のメタルハライドランプをLED照明に切り替え、夜間のスポーツ環境が大幅に向上します。明るく省エネな照明で、ナイター練習や夜間イベントの可能性が広がります。

施政方針

市の新事業

三郷を知る ― 郷土資料館で「三郷のあゆみ」展示

三郷村70周年を記念し、令和7年度に補修が完了した古地図等を郷土資料館で展示公開。田園地帯から発展してきた三郷の歴史を知ることができます。

施政方針

行政手続き

「平日に休みを取って市役所へ行く」負担を減らす取り組み。身近な場所で手続きが完結する仕組みが広がります。

市の新事業

商業施設でマイナンバーカード手続き ― 買い物ついでに

イトーヨーカドー三郷店にマイナンバーカード業務対応窓口を設置。交付体制が強化され手続き時間が短縮し、買い物ついでに完了するため、平日に休みを取って市役所へ行く必要がなくなります。

施政方針

鈴木優作の一般質問
以下は令和8年3月定例会で鈴木優作が市に対して要望・提案した内容です。決定事項ではなく、実現に向けて引き続き働きかけてまいります。
一般質問の詳細は こちら をご覧ください。
一般質問

LINE公式アカウントの活用拡大 ― スマホ一つで「役所を手のひらに」

LINE公式アカウントの活用と今後の展望を取り上げ、行政情報のLINEへの集約を要望しました。4月にメール配信サービスが終了し情報が一元化。トーク画面から市HP・イベント検索・施設マップ・電子申請にアクセスでき、居住地域や属性に応じたセグメント配信も検討中です。1年3ヶ月で4,500人が登録(直近半年で1,000人増)。子育て・福祉・補助金・防犯など、必要な情報を見逃さない仕組みの実現を求めています。

一般質問

一般質問

AI活用と法的整理の推進 ― 行政のデジタル化を加速

行政データをAIで分析し、政策立案の精度を高める体制づくりを提案しました。三郷市は既にAI-OCR(手書き文字の自動読取)、音声テキスト化、文章要約、窓口自動翻訳を導入済み。これをさらに発展させ、窓口相談対応の質向上や一人ひとりに合った情報提供を目指すとともに、職員のDXリテラシー教育、セキュリティ見直し、近隣自治体との広域連携によるコスト削減も提案しました。

一般質問

一般質問

ゼロトラストへの移行 ― 2029年を見据えたセキュリティ基盤の見直し

行政ネットワークのセキュリティ体制の見直しを提案しました。現在の「三層分離」方式はセキュリティを強化した一方、クラウドやAIの活用に制約が生じています。国がセキュリティモデルの転換を進める中、三郷市も次世代基盤への移行準備を今から始めるべきと提案。国が動いた瞬間に動き出せる準備力が、自治体間の差になります。

一般質問

一般質問

自主防災組織の連携強化 ― 共助の網の目からこぼれない体制へ

三郷市には131の自主防災組織があり、組織率は97%。7ブロックでの情報交流会を通じ、日頃から顔の見える関係づくりが進んでいます。一般質問では、災害時でも復旧が早いインターネット回線を活かし、デジタルツールで組織間の相互連絡体制を構築するよう提案。三郷市が30年以上実施してきた指導者養成講座(救護・AED・救助訓練を無料で学べ、約800人のリーダーを輩出)への若い世代の参加拡大も求めました。

一般質問

一般質問

広域連携でシステムコスト削減 ― スマートな税金の使い方

三郷市単独ではなく、近隣自治体や埼玉県とシステムを共有化する広域連携によるコスト削減を提案しました。共同で開発・運用すれば一人あたりのコストが大幅に下がり、県内自治体との共同調達も既に実施済み。さらなる効率化の余地があります。

一般質問

鈴木優作より

令和8年度は「こども誰でも通園制度」「プレーパークの認定制度」「見守りカメラの導入」「学校ICT環境の強化」「防災プラザの開館」「駅前再整備」など、具体的な動きが多い年です。私からも「LINE活用拡大」「AI活用」「ゼロトラスト移行準備」「自主防災の連携強化」「広域連携によるコスト削減」を議会で取り上げました。すべての世代が「三郷に住んでよかった」と思える街を目指し、引き続き現場の声を議会に届けてまいります。お気づきの点はLINEでお気軽にお知らせください。

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レポートの内容について、皆様のご意見をお待ちしています。
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