働きながら、この街で暮らしている方へ
これは手紙です。数字はほとんど書きません。ただ、ひとつだけ先に置かせてください。
三郷市の一般会計の支出のうち、「これは現役世代のための支出です」とはっきり言える費目は、0.81%しかありません。一方で、市税246.5億円を主に納めているのは現役世代です。
でも、冷遇されているという話ではありません
これを「損をしている」と煽るつもりはありません。道路も、消防も、ごみ収集も、あなたが毎日使っています。費目に名前が付いていないだけで、使われていないわけではない。そこを取り違えて対立を作るのは、私のやりたいことではありません。
ただ、現役世代に固有の困りごと——平日に窓口へ行けない、保育の受け皿がない、通勤で1日が終わる——に市がどれだけ手当てしてきたかは、その0.81%の外側にあります。そこはまだ、測れていない。
だから私は、行政の入口を変えたい
市役所が開いている時間に、あなたは市役所にいません。それは怠慢ではなく、働いているからです。だとすれば、変えるべきは市民の生活ではなく、行政の側の入口です。
手続きをオンラインで完結させる。市公式LINEで24時間、問い合わせに答えられるようにする。令和8年6月の議会でこれを質問したとき、市は「24時間対応が可能であり、市民サービスの向上につながる」と答えました。方向は共有できています。あとは、いつ、どこまでやるかです。
帰りたくなる街に、店をつくる
三郷中央駅の高架下は、TXの資産です。市が使い道を決められる場所ではありません。ただ、沿線の他の駅ではすでに活用が実現しています。三郷中央でできない理由を、私はまだ聞いたことがない。
店をつくれと言うだけでは、誰も動きません。だから市も、客をつくる側に回る。職員の福利厚生を市内の飲食店で使える形にし、市役所から街にお金を回していく。帰り道に一杯やれる街は、それだけで帰りたくなる街になる。そう思っています。
変えるべきは市民の生活ではなく、行政の側の入口です。
約束できること、できないこと
できないことをできると言わない。これは自分に課しているルールです。市の権限の外にあるものは、はっきり外にあると書きます。
- 手続きのオンライン化を、議会で具体的な期限つきで問い続けること
- 窓口の時間と、行かなくて済む方法を増やすよう求めること
- 保育・学童の受け皿を、数字で検証して提案すること
- 高架下の活用について、市からTXへ提案を持ち込むよう求めること
- 賃金や最低賃金を上げること(国と県の所管です)
- 社会保険料や税率の基本を変えること(国の制度です)
- 鉄道の運賃やダイヤを変えること(事業者の判断です)
- 高架下に店を出すと決めること(TXの資産です)
「約束できないこと」でも、市議会から国や県へ意見書を出すことはできます(地方自治法第99条)。その求め方は 議会に声を届ける3つの方法 に書きました。分野ごとの権限の切り分けは 市にできること、できないこと にあります。
この手紙の裏づけを、数字で
ここに書いたことの根拠は、令和7年度の決算をもとにした別ページに全部置いてあります。私の言葉を信じる必要はありません。数字のほうを見てください。
・現役世代の方へ(数字で見る)
・この世代のシミュレーション — 前提を自分で動かせます
三郷の未来像の全体は 鈴木優作が描く三郷の未来、政策の全体像は 三郷をこうしたい にあります。