三郷市を流れる川と空
Vision for Misato

不便もある。
それでも、この街で暮らしたい。

そう思う人の毎日を、先に守る。そのうえで、次の世代に渡す。

バスは減った。病院は遠い。
それでも、この街を離れる気はない。

三郷には、そういう人がたくさん暮らしている。その毎日を、まず守る。

守るのは、大きな話ではない。車がなくても、病院に行けて、買い物ができる。そういう毎日のことだ。

そんな三郷を、今日この街で生まれた子どもに渡す。

人口はいずれ減る。
税収も増えない。

だからこそ、「まだ何とかなる」で終わらせない。

だから、つくる話と同じだけ、やめる話もします。

Aging

年を重ねる。

申請しなければ、受けられない。その窓口まで、バスに乗って行く。

こちらから、知らせにいく

年金で暮らしている。市の広報は届くけれど、自分に関係のある話かどうかは、読んでもわからない。窓口に行くにはバスに乗る。「デジタルで」と言われるたびに、置いていかれる気がする。

市がやること

  • 窓口も電話も残す。そのうえで、市が持っている情報から、あなたが使える制度を市のほうから知らせる。支援は申請を待つのではなく、市から声をかけにいく。
  • デジタルは、あなたにやらせるためではなく、市があなたに気づくために使う。紙で受け取りたい人には紙で届く。
いま 市民 制度 探しに行く 気づかなければ、受けられない これから 市が持つ情報 あなた 使える制度があります こちらから、知らせにいく

矢印の向きを、逆にする。それが「申請主義を終わらせる」ということ。

医療と介護——市ができることを、正確に

通院が、日に日に重くなる。診療所に来てもらえたらと思うが、どこに頼めばいいのかわからない。近所づきあいは薄くなり、何かあったとき誰が気づいてくれるのか、考えないようにしている。

市がやること

  • 医師を市が雇うのではない。市ができるのは、医療機関をつなぎ、制度を整えること。訪問診療をしている市内の診療所と連携し、情報を共有する仕組みをつくる。「行く」から「来る」へ、少しずつ近づける。
  • 介護を支えるのは制度だけではない。近所づきあいが薄れていく街では、見守りの仕組みをつくり直す。自治会に入っていなくても、つながれる選択肢を用意する。
Morning

朝、家を出る。

駅まで歩くには遠い。バスは減った。免許を返したら、どうやって病院に行けばいいのか。

駅まで遠くても、朝の足がある

家から駅まで、歩くには遠い。バスは本数が減って、時刻表に合わせて生活を組んでいる。親の免許を返したあと、病院までどう連れていくか、まだ答えがない。そういう人が、この街には多い。

市がやること

  • あなたの地区に、予約して乗れる小さな乗り合いの足を、まず一路線から通す。三郷中央を起点に試し、成果を見ながら広げる。いきなり全域ではやらない。
  • 思いつきでは走らせない。地域公共交通計画に位置づけて動かす。計画に載っていない事業は、国の補助にも法定協議会の議論にも乗らない。
  • 路線を決めるのは、民間のバス事業者。市ができるのは、実証の場と費用の一部を用意して、事業者と一緒に成り立つ形を探すこと。いまの事業者を外して進める話ではない。

帰り道に、寄りたくなる駅前

仕事帰り、三郷中央で降りる。高架下は暗いまま。夕飯を食べる店も、子どもと寄れる場所も、選べるほどない。そのまま家に帰る。「この街で夜を過ごす」ということが、まだ少ない。

市がやること

  • 高架下はTXの資産。市が使い道を決められる場所ではない。ただ、沿線の他の駅ではすでに店が入っている。三郷中央でできない理由を、私はまだ聞いたことがない。
  • まず市からTXに提案を持ち込み、店を出したいと民間事業者が思える条件をつくる。
  • 店をつくれと言うだけでは、誰も動かない。だから市も客をつくる側に回る。職員の福利厚生を市内の飲食店で使える形にして、市役所から街にお金を回す。
  • 夕飯を食べる店、コーヒーを飲む店、本屋、子どもと寄れる場所。帰り道に寄りたくなる店がある街は、それだけで帰りたくなる街になる。

駅前の煙が、通学の列にかからない

朝の駅前。喫煙所の横を、ランドセルの列が通る。仕切りがあっても、煙は上と横に抜けて風に乗る。吸う人も、吸わない人も、気まずい顔で通り過ぎる。「駅前で吸うな」と言うだけでは、路上に散るだけで、誰も得をしない。

市がやること

  • 駅前の喫煙所を、煙が外に出ない個室型(密閉型)に建て替える。吸う場所をなくすのではない。煙を外に出さない。吸う人の居場所は残したまま、受動喫煙をなくす。
  • 順番は三郷中央駅から。8両化に合わせた駅前広場の改修は、令和8年度に詳細設計に入っている。喫煙所の形も、この設計に一緒に入れる。あとから足すより安く済む。
  • 路上喫煙やポイ捨てを定めた条例が、三郷市にはない(このサイトに収録した例規965件で確認)。個室型に替えるのと同時に、駅前では喫煙所で吸うというルールを条例で決め、吸う人にも吸わない人にも、同じ線を引く。条例は議会で決める。
  • 煙を外に出さない基準は、健康増進法の喫煙専用室の考え方にそろえる。市が独自の基準をつくる話ではない。

三郷中央で降りたら、用が済む

つくばエクスプレスは、2030年代前半に8両編成になる予定だ。ホームは延びるが、駅そのものが大きくなるわけではない。大きくなったのは、駅前のロータリーだ。降りたあとの街が同じなら、通り過ぎる人が増えるだけ。役所も、病院も、子どもを預ける場所も、駅から遠いままでは、8両が停まる意味が薄い。

市がやること

  • 8両化の時間軸に、駅前の準備を合わせる。ホーム延伸は鉄道会社の事業。市が決められるのは駅の外側。駅前広場とシェルターの詳細設計(令和8年度)を、8両化の日から逆算して進める。
  • 駅を降りたら、役所も医療も子育ても。まずは手続きの窓口を駅の近くに置けないかを検討する。医療・子育て支援と合わせて、駅前で用が足りる形を増やす。におどり公園は、公園の機能を確保したうえで議論する。
  • 三郷中央を起点に、駅遠エリアと結ぶ足。電車が便利になるほど、駅まで来られない人との差が開く。だから乗り合いの足を同時に試す。
When It Comes

その日が、来たとき。

家の前の道路が、川になった。市のサイトを開いても、うちの地区のことは書いていない。

南部の拠点が、その日に動く

南部は、駅まで行けないという声がいちばん多いエリアだ。そこに令和8年度、「みんなの防災プラザみさと」が開く。防災の展示とVR体験、コミュニティホール、調理室。学べる場所ができるのは大きい。ただ、条例に書いてある目的は「知識の普及」と「コミュニティの連携強化」。その日に南部でどう使うかは、まだ決まっていない。

市がやること

  • プラザを、南部の運用拠点にする。避難所を開けるためのキット、備蓄、訓練の拠点として動かす。開館前に、有事の役割を決めておく。
  • 南部の避難所を、国の目安に近づける。1人3.5㎡、トイレは50人に1基。南部の学校体育館がいまどこまで満たしているかを公開し、足りない設備から揃える。
  • 「ここまで来たら動く」目安を、冠水した地区に。内水害のトリガーと、危機管理防災課が動かす手順と、避難所開設キットの中身。この3つを揃えて、プラザに置く。
  • プラザまでの足。防災拠点への動線を、乗り合いの足とあわせて設計する。行けない拠点は、拠点にならない。

助けが来るまでの数日を、支えるのは

8月13日の夕方、家の前の道路が川になった。市のサイトを開いたが、うちの地区のことは書いていない。隣の家に声をかけるべきか、迷った。助けが来るまでの数日、頼れるのは隣に住んでいる人だと、そのとき気づく。

市がやること

  • あなたが撮った1枚の写真や一言を、市に届けられる仕組みをつくる。限られた職員でも、市内のどこで何が起きているかを漏れなく集められるようにする。
  • 内水害にも備え、市内全域に「ここまで来たら動く」の目安を設計する。地域防災計画の言葉と、危機管理防災課が実際に動かす手順と、避難所開設キットの中身。この3つを揃えるところから。計画に書かれていない言葉は、現場では動かない。
  • 助けが来るまでの数日を支えるのは、隣に住んでいる人。公助を土台に、自助と共助を厚くする。

入っても、入らなくても、取り残さない

町内会には入っていない。回覧板も来ない。災害のとき、自分は名簿に入っているのか。入っていないことで、支援の外に置かれるのではないかと、ふと不安になる。

市がやること

  • 加盟していない人も、支援から取り残さない。これが先。
  • 自治会も商店会も任意の団体。市が入会の条件を決められるものではない。市ができるのは、入ることに意味が出る制度を用意して、選んでもらうこと。平時は、入れば地域をお得に楽しめる形に。有事は自主防災組織として動ける形に。
  • オンラインでつながる自治会・商店会もつくれる制度にして、つながり方を選べるようにする。
Children

子どもを送り出す。

使える手当てがあると、あとで人づてに聞いた。申請の期限は、もう過ぎていた。

「知らなかった」で、損をしない

子どもが小学生になった。うちも対象だった手当てがあると、あとで同級生の親から聞いた。市のサイトを探せば載っていたのだろう。でも、探そうと思うきっかけがなかった。

市がやること

  • 子どもの年齢と家の状況に合わせて、使える制度が市のほうから届くようにする。探しに行かなくていい。
  • 学校に行けない子には、学びの場を複数用意して「学校か家か」の二択をなくす。
  • 部活動の地域移行は国が進めている枠組み。市の役割は、受け皿と指導者に正当な対価を払う財源を用意すること。移すと決めて終わりにはしない。
  • 学校を何でも屋にしない。先生が授業に向き合える環境をつくる。
  • ここから先は、市長部局ではなく教育委員会の所管。市長も議員も、直接は決められない。それでも提案し、議論の場に数字を出すことはできる。
やめる話

言いにくいことも言います——学校の統廃合

子どもの学校のクラスが、年々小さくなっている。いつか統合されると聞く。でも、いつ、どこと、通学はどうなるのか、誰も言わない。決まってから知らされるのは、いちばん困る。

先に、決め方の話を。学校の設置と廃止は、教育委員会が案をつくり、最後は議会が条例で決めます。市長ひとりでも、議員ひとりでも決められません。それでも、言わずに済ませてはいけないと思っています。

市がやること

  • 生徒数は減っていく。だから、学校の統廃合を計画として出す。先送りしない。決まってから知らせるのではなく、案の段階で出す。
  • 教育委員会・保護者・地域と議論を重ね、通学の負担に配慮したうえで、具体的な計画をつくる。
  • 役目を終える学校は、図書館にも、宿泊施設にもなる。体育館はスポーツの場に。校庭は防災の拠点に。教室は起業家の仕事場に。指定管理や民間委託で、自由度のある活用を進める。
  • 校舎が消えるのではなく、役割が変わるだけにしたい。
Living Here

この街に住む、ということ。

団地で育った。いま同じ棟は、空き部屋が増え、階段がつらい人ばかりになった。

団地に、世代を呼び戻したい——ただし市の一存では動かせない

団地で育った。いま同じ棟は空き部屋が増え、階段を上がるのがつらい人ばかりになった。若い家族が入ってくれたらと思う。でも、家賃も建て替えも、市に言っても決められないらしい。

できないことを、先に書きます。団地の建て替えも、入居の条件も、決めるのは市ではありません。それでも黙っていれば何も変わらないので、市がどこまで関われるかを書きます。

市がやること

  • 三郷の団地の多くは、URの管轄。建て替えも入居の条件も、決めるのは市ではない。「呼び戻す」と言い切るのは正確ではない。
  • だから市にできることは、URと継続的に協議するテーブルをつくることから。空き住戸を現役世代や学生に開けないか、地域の側から提案し続ける。
  • そのうえで市の側で整えられるものを整える。団地の周りの保育・交通・買い物、市として用意できる住まいの支援、大学や事業者との橋渡し。住みたいと思える条件は、住戸の外側にもある。
  • 空き家は、負担ではなく資産に。こちらは民間の住宅なので、市が関われる余地は広い。使いたい人と、持て余す人をつなぐ仕組みをつくる。

排除ではなく、同じルールのもとで

ごみの出し方を知らない隣人がいる。夜中の騒音、路上の駐車。市に言えばいいのか、警察なのか、わからないまま我慢している。相手が外国から来た人だと、なおさら言いにくい。

市がやること

  • この街には、外国から来た人も暮らしている。ルールは、誰にでも同じように適用する。守られないことがあれば、国籍を問わず毅然と対応する。
  • ごみは市の仕事。騒音や違法駐車は警察や県の所管が絡む。市だけで完結しないぶん、あなたが最初に相談した窓口が、正しい先につなぐところまでを市の責任にする。たらい回しにしない。
  • 「知らないから守れない」をなくす。多言語での案内と生活ルールの周知を徹底し、受け入れる事業者にも責任を果たしてもらう。
根拠のあるページ誰が、どこまで担うのか

催しの日に、街に人が来る

文化会館でライブがある日、三郷駅から会館へ人の列ができる。終われば、そのまま駅に戻って帰っていく。せっかく市外から人が来ているのに、寄る場所も、もう一度来る理由も、まだ用意できていない。

市がやること

  • 文化会館を、三郷の文化の拠点にする。条例にある自主事業と指定管理の枠で、催しの数と幅を増やす。市外から人を呼べる会場を持っているのは、三郷の強みです。
  • 会館の周りに、催しの前後に寄れる場所を。飲食も、グッズも、待ち合わせも。来た人が三郷にお金を落として帰る動線を、市が設計する。
  • 改修する施設は、使われ方までセットで。北部図書館と鷹野文化センターの大規模改修(令和8年度)を、建物を直す話で終わらせない。
City Hall

役所に行く。

平日の昼、仕事を抜けて市役所へ。用は10分で済んだ。往復に1時間半かかった。

どこに、どんな規模で、いくらかけて

平日の昼、仕事を抜けて市役所へ行く。用事は10分で済んだ。往復に1時間半かかった。雨の日に子どもを連れていく場所もない。役所は、用がある人だけが行く建物になっている。

市がやること

  • 庁舎をどうするかは、公共施設全体の計画の中で決める話。建物の更新の順番と、財源と、使われ方を並べたうえで市民と議論する。におどり公園は公園の機能を確保したうえで、活用のあり方を議論する。
  • 新しい庁舎は上層階の民間活用も含めて考える。賃料収入を市民サービスに還す。屋内型の遊び場を併設し、雨の日も遊べる場所にする。役所を、用がある人だけの場所にしておく理由はない。
  • 市の基金は法令の範囲で、より有利で確実な運用に切り替え、眠らせずに未来へ使える予算を生み出す。
How It Works

窓口で、同じことを3回書く。

書き間違えて、もう一度。あなたが書式に合わせるのではなく、書式があなたに合わせる。

やり直せる組織にする

窓口で、住所と名前を3枚の書類に書いた。1枚は書き間違えて、書き直し。係の人は申し訳なさそうにしていたが、様式は決まっているという。話した内容が、そのまま書類になればいいのに。

市がやること

  • 窓口で話した内容から、必要な書類がその場で組み上がるようにする。あなたが書式に合わせるのではなく、書式があなたに合わせる。職員はそれを確認し、判断することに集中する。
  • 行政の書類は形式が決まっている。様式は例規で決まり、起案は決裁に乗る。裏を返せば、形式が決まっているものは生成AIが最も得意とする分野。すでに民間では当たり前に使われている。
  • まず一つの窓口から試し、うまくいったものを広げる。市民の暮らしに直結することは慎重に。けれど、やってみて直せることは、民間の感覚でまず動く。止まっていることのほうが損失になる場面が、確かにある。

先生は子どもに、職員は市民に

担任の先生は、放課後も書類を書いている。子どもと話す時間は、そのあとだ。市役所の窓口の人も、あなたと話す時間より、書類を整える時間のほうが長い。

市がやること

  • 市の職員も、学校の先生も、書類をつくることが仕事の中心になってはいけない。人にしかできない仕事に時間を返す。それ以外の作業は生成AIに任せる。
  • 書類は、つくる時間より確認し判断する時間にあてる。あなたと向き合う時間を取り戻す。

スマホで開いたら、読めない資料

市のサイトで探した資料は、スマホで開くと字が小さくて読めない資料だった。表をコピーしようとしても、できない。見せているつもりで、使えない情報になっている。

市がやること

  • 三郷市のwebサイトの情報を、スマホで読めて、機械も読み取れる形へ。数字をそのまま使える形で出す。
  • これは、お金のかかる話ではない。公開の仕方を変えるだけ。
根拠のあるページ行政Webのアクセシビリティ

動いた人が、報われる

窓口で相談したとき、「前例がない」と言いながら、それでも調べて答えてくれた職員がいた。あの人は、いま報われているだろうか。

街を前進させるのは、制度ではなく人です。

市がやること

  • この街の未来に可能性を感じ、動いた人が、評価に反映される仕組みへ。前例を守った人ではなく、動いた人が報われる役所にする。
  • 三郷市の職員には、十分な力がある。この一年、議員として中から見てきて、それは確信している。足りていないのは能力ではなく、力を発揮できる仕組みのほう。
  • 市の給与水準は段階的に引き上げる。一度に上げる話ではない。効率化で生み出した分を、働く人に還す。いい仕事をする役所には、いい人が必要。

やめる話

削るという話をすると、必ず聞かれます。「誰が決めるのか」と。

だから先に、基準の話をします。

やめる話

基準は、会議室だけでつくらない

「削る」と聞いて、うちの補助金が消えるのではないかと不安になった。誰が、どういう基準で決めるのか。決まってから知らされるなら、意見を言う機会もない。

市がやること

  • 行政としてやるべきことと、やらないこと。その線引きをはっきり示す。そしてこの基準は、誰かひとりで決めない。
  • 市民が参加できる場を設け、案を公開し、意見を受けて直す。その過程そのものをオープンにする。何を残し、何を手放すのか。その議論を、正面からする。
  • いまある総合計画も、行政の内部文書で終わらせず、市民との共通資産にする。組織としての経営指針を数値目標を持ってつくる。計画は、つくって終わりではなく、測って直すもの。
やめる話

補助金の出し方を変える

毎年同じ額の補助金を受け取っている団体がある。何に使ったか、成果はどうだったか、市民には見えない。一方で、新しく何かを始めたい人には、入口がない。

市がやること

  • 団体単位の支給から、事業単位の支給へ。事業報告の提出を厳格化し、成果の見える補助金にする。出し方を変えるには、予算額ではなく交付要綱を変える必要がある。予算書の数字だけ見ていても、ここには届かない。
  • 産業向けの補助金は国や県の制度を使い倒し、市独自の補助は段階的に見直す。その分、起業家が出会う場を市が率先してつくる。小さな事業者にも、三郷市を実証の場として使ってもらえる仕組みをつくる。
  • 補助金を配るより、挑戦する人が集まる街のほうが、経済は強くなる。
Show and Listen

税金の行き先を、見る。

LINEを登録したのに、届くのは全員向けの一斉配信。決算の資料を開いたが、読めなかった。

あなたに関係のある知らせだけが、届く

市のLINEを登録した。届くのは、全員向けの一斉配信ばかり。うちの子の年齢に関係のある話だけ知りたい。意見を送ったこともあるが、その後どうなったかは、わからないままだ。

市がやること

  • LINEで、あなたの年齢や家族の状況に合った知らせだけが届くようにする。市役所に情報発信スタジオをつくり、市民も使えるようにする。
  • 届けるだけでは足りない。聞く仕組みも、同じだけつくる。あなたの声を一件の要望で終わらせず、どうなったかを返す。この街の重要な資産にしていく。

説明できない支出を、なくす

自分の払った税金がどこに使われたのか、決算の資料を開いてみた。款、項、目。専門用語の表が並んでいて、読めなかった。知る権利はあるはずなのに、読める形になっていない。

市がやること

  • 市のお金の使い道を、誰でも見られるようにする。予算も決算も、専門家しか読めない資料ではなく、いま何にいくら使われているかがwebでわかる形に。一度きりの公開ではなく、続けられる形で。
  • 年度のどこで、どれだけ使われているのか、その進み具合まで見えるようにする。款・項・目まで下ろし、四半期ごとの執行率を並べる。不用額と流用・充用も、同じ画面に置く。ここが見えないと、決算の議論は毎年あとづけになる。
  • なぜこの団体に補助金を出したのか、理由もあわせて公開する。交付要綱と実績報告をセットで出す。同じ団体が補助金・負担金・委託料・指定管理料と複数の窓口から受け取っていないかを1枚の表にする。担当課が分かれていると、庁内でも見えていないことがある。
  • 当初予算の議案が議会に出てくるのは3月。中身が固まるのは、その前の秋。市民が見られるようになった時点では、もう動かせない。だから、固まる前に材料を出す。公開を早めるというのは、そういう意味。まず取りかかるべきは、ここだと思っている。

税は、市に預けたお金ではなく、
市民の共通財産。

削る話をするなら、まず市が見られる側に立つ。

お金の話

ここまで読んで、「で、財源は」と思った人へ。

市がやること

  • これらは、新しい借金でやるものではない。削って生まれた分。効率化で浮いた分。遊休資産が生む分。その範囲で進める。
  • すべての政策には、財源と工程を示す。できることと、これから積み上げることを分けて語る。
And Then

今日この街で生まれた子どもたちが、
大人になったとき。

この街に生まれてよかったと
思える三郷市にしたい。

このページについて

ここに書いたのは、三郷市議会議員・鈴木優作が個人として描いている構想です。多くは、市長の権限や議会の議決、市民の合意がなければ実現しません。さらに、そもそも市の権限の外にあるものがあります。団地はUR、高架下はTX、路線はバス事業者、診療は医療機関、学校は教育委員会と議会、違法駐車は警察、自治会・商店会は任意の団体。そこは「市がやる」ではなく「市がどこまで関われるか」として書き分けました。書き分けていない箇所を見つけたら、教えてください。直します。私は議員として、これを提案し、議論を起こす立場にあります。

2026年9月に、各章を「市民の側の場面」から書き直しました。仕組みの説明は「市がやること」にまとめています。

数字の裏づけがあるものは、各章の下に根拠のページを並べました。裏づけのないものは、思いつきだと書きます。工程も財源も詰め切れていないものが多くあります。詰めていく過程を、このサイトに残していきます。

項目ごとの短い一覧は 政策、項目ごとに、より詳しい政策と現状分析は あなたの街は、こう変わる(政策ビジョン)、任期中の実績は 約束は、どこまで進んだか にあります。ご意見は LINE でお寄せください。