いま子どもである人と、その親御さんへ
これは手紙です。数字はほとんど書きません。数字のほうは別のページに全部置いてあるので、確かめたくなったらそちらを見てください。ここには、私が何を考えているかを書きます。
学校の話から始めます
いちばん言いにくいことから書きます。三郷市の生徒数は減っていきます。だから私は、学校の統廃合を計画として出すべきだと考えています。先送りしない。
この一文を書くのに、ためらいがなかったと言えば嘘になります。自分の通った学校がなくなるかもしれない、という話ですから。それでも、言わずに済ませてはいけないと思っています。減っていく前提で設計しなおさなければ、いちばん割を食うのは、いまの子どもたちです。
ただし、決め方の話も一緒に書きます。学校の設置と廃止は、教育委員会が案をつくり、最後は議会が条例で決めます。市長ひとりでも、議員ひとりでも決められません。私にできるのは、議論を起こすことと、通学の負担に配慮した計画になるよう求めることです。
校舎が消えるのではなく、役割が変わる
役目を終える学校は、図書館にも、宿泊施設にもなります。体育館はスポーツの場に。校庭は防災の拠点に。教室は起業家の仕事場に。校舎が消えるのではなく、役割が変わるだけにしたい。そう考えています。
先生のことは、正直に書きます
「先生を増やしてほしい」という声をよくいただきます。ここは正直に書かなければなりません。市に決定権はありません。小中学校の先生は県が任命し、県が給与を負担しています。市が増員を決めることはできません。
ただ「市の仕事ではありません」で終わらせるのは、たらい回しだと思っています。市にできるのは、県や国へ意見書を出すことと、市の予算で支援員やICTなど別の手当てをすること。できないことをできると言わない代わりに、できることは最後までやる。そこは約束します。
知らないままで、損をしないように
使える制度があるのに、知らなかったから受けられなかった。これが子育ての場面でいちばん起きています。私は、市が把握している情報から、使える制度をこちらから知らせにいく形にしたい。支援は申請を待つのではなく、市から声をかけにいく。矢印の向きを、逆にしたいのです。
校舎が消えるのではなく、役割が変わるだけにしたい。
約束できること、できないこと
できないことをできると言わない。これは自分に課しているルールです。市の権限の外にあるものは、はっきり外にあると書きます。
- 学校の統廃合について、議会で計画を出すよう求め続けること
- 通学の負担に配慮した設計になっているか、審議で確かめること
- 役目を終えた校舎の使い道を、閉じるのではなく開く方向で提案すること
- 使える制度が届いていない世帯がいないか、数字で確かめること
- 先生の人数を増やすこと(県の権限です)
- 学校を残す、なくすを私ひとりで決めること(議会の議決です)
- 児童手当の金額を変えること(国の制度です)
- 県立高校のことを市で決めること(県の所管です)
「約束できないこと」でも、市議会から国や県へ意見書を出すことはできます(地方自治法第99条)。その求め方は 議会に声を届ける3つの方法 に書きました。分野ごとの権限の切り分けは 市にできること、できないこと にあります。
この手紙の裏づけを、数字で
ここに書いたことの根拠は、令和7年度の決算をもとにした別ページに全部置いてあります。私の言葉を信じる必要はありません。数字のほうを見てください。
・未来世代の方へ(数字で見る)
・この世代のシミュレーション — 前提を自分で動かせます
三郷の未来像の全体は 鈴木優作が描く三郷の未来、政策の全体像は 三郷をこうしたい にあります。