先輩世代
申請しなくても届く。病院までの足がある。
予約して乗れる小さな乗り合いの足を、三郷中央を起点に一路線から試す。地域公共交通計画に位置づけ、国の補助に乗せる。路線を決めるのはバス事業者。
介護報酬の単価は国が決める。市が決められるのは保険料と事業計画、保険外の生活支援。介護職員の処遇に市が効かせられる場所を、この計画の中ではっきりさせる。
現役世代
市役所に行かない日常を、つくる。
窓口も電話も開いているのは平日8時45分から16時30分だけ。オンラインで済む手続きを増やし、その外側でも用が足りるようにする。
様式は決まっている。窓口で話せば書類が組み上がる仕組みを、ここから始める。産後ケアの訪問型は始まった。次は、知らずに終わる人をなくす。
未来世代
「知らなかった」で損をしない。学校は先送りしない。
生徒数は減る。決まってから知らせるのではなく、案の段階で出し、通学の負担に配慮した計画をつくる。決めるのは教育委員会と議会。
中学校給食の無償化に年いくら要るか、削って生まれた分と効率化で浮いた分で賄えるかを数字で示す。新しい借金ではやらない。「無償はない、全部税金」という指摘は正しい。だから、見せてから決める。
校内教育支援センターと民間フリースクールを市が支えると、年いくらで何人に届くのか。まず数字を揃えて、議論の土台にする。
信号と横断歩道は県警の予算。市にできるのは市道の区画線・カーブミラー・街灯と、危険箇所を根拠を揃えて出し続けること。ゾーン30も、この積み重ね。
この街に住む
団地、空き家、同じルール。
著名なアーティストが使う三郷市文化会館(早稲田)。ライブや催しの日に人が集まるのに、終われば駅に戻って帰るだけになっている。条例にある自主事業と指定管理の枠で催しを増やし、会館の周りに催しの前後に寄れる場所をつくって、三郷の文化の拠点として市外から人を呼ぶ。
誰が運営していて、何をしているかを、市のサイトで一目でわかるようにする。広報・会計・名簿の管理が苦手なところは、市が手伝う仕組みをつくる。平時はコミュニティの拠点、有事は自主防災組織として動く地域のネットワークに。入れば意味がある制度にして、加入率を上げる。
用途地域は市が決められる。36.6%の市街化調整区域とIC周辺の土地利用を、企業誘致の「税収」ではなく「働く場所と人の流れ」で設計する。
「日本一の読書のまち」を看板で終わらせない。役目を終える校舎や公共施設に本と人が集まる場所をつくる。文化とスポーツの場も、同じ発想で。
防犯灯は市と自治会の分担、街灯は市。どこが暗いかを写真1枚で受けて、いつ付くかを返す。カメラは県警と役割を分けて。
防災——南部防災拠点を主軸に
「みんなの防災プラザみさと」を、体験の場で終わらせない。南部の災害拠点の核にする。
みんなの防災プラザみさと(南部地域拠点防災コミュニティ施設)
条例は「防災・減災の知識の普及」と「地域コミュニティの連携強化」の2つを目的に掲げています。有事に南部でどう使うかは、条例には書かれていません。だから、開館前に決めておく必要があります。条例の全文は こちら。
内閣府の目安は1人3.5㎡、トイレは50人に1基。南部の学校体育館がいまどこまで満たしているかを公開し、足りない設備から揃える。
内水害のトリガーと、危機管理防災課が動かす手順と、避難所開設キットの中身。この3つを揃える。計画に書かれていない言葉は現場で動かない。
三郷市を含む5市1町で共同運用する東埼玉消防指令センターの運用が始まった(協議会規約の変更は令和7年12月議会の議案88)。有事の119番と出動の起点は、もう市の外にある。近隣5市1町との相互応援協定(平成8年)と67の災害協定を、指令センターと南部の拠点の動きに合わせて結び直し、誰が何をいつ届けるかを平時の訓練で確かめる。
削って生まれた分、効率化で浮いた分、遊休資産が生む分の範囲で、長寿命化を先に。橋と道路の先送りの代償は、シミュレーションで出す。
三郷中央駅——8両が停まる。その先に。
つくばエクスプレスの8両化で、2030年代前半にホームが延び、8両が停まる。駅前のロータリーは、もう広くなった。その時間軸に、市の側の準備を合わせる。
つくばエクスプレスの8両編成化と、三郷中央駅
8両が停まるのは決まっている。決まっていないのは、その日までに駅の外側をどう変えておくか。ここが市の仕事です。
ホーム延伸と8両化は鉄道会社(首都圏新都市鉄道)の事業で、2030年代前半の供用開始をめざしている。市が決められるのは駅の外側。駅前と高架下の計画を、同じ時間軸で先に動かす。
行政・医療・子育て支援を駅直結に集める。市役所の三郷中央への移転は一朝一夕にできないから、計画づくりを先送りしない。におどり公園は公園機能を確保したうえで議論する。
予約して乗れる乗り合いの足を、三郷中央を起点に一路線から試す。電車が便利になるほど、駅まで来られない人との差が開く。だから同時にやる。
駅前の喫煙所を、煙が外に出ない個室型(密閉型)に建て替える。吸う場所をなくすのではなく、煙を外に出さない。順番は三郷中央駅から。8両化に合わせた駅前広場の改修の設計に、喫煙所の形も一緒に入れる。路上喫煙のルールは条例で決める。
役所と、お金
全部見せる。窓口で同じことを3回書かない。
様式は決まっている。だから生成AIが最も得意。まず一つの窓口から試し、うまくいったものを広げる。あなたが書式に合わせるのではなく、書式があなたに合わせる。
市長が自分で使う。市長室と部長会議から、生成AIとデータで仕事の組み立てを変える。文書・会議・窓口にかかっている時間を測って公開し、浮いた時間を市民と向き合う時間に回す。組織の文化は、上から変わる。
市長室に広報の専任を置く。平時は毎週、有事は数時間以内に、市長自身の言葉で、LINE・サイト・防災行政無線・SNSに同じ内容を出す。誰にどの手段で届いているかを確かめ、届いていない人をなくす。
年功と勤務歴で決まる評価から、成果と挑戦で決まる評価へ。評価の分布と反映の幅を公開し、勤勉手当と昇任に実質的に反映する。給与は段階的に引き上げ、効率化で生まれた分を働く人に還す。
学校の現場や庁舎で起きた事故・問題を、当事者の組織だけで調べない。第三者が事実を検証し、何が正しく何が足りなかったかを記録に残して公開する。いじめの再調査委員会は条例にある。同じ考え方を、市の組織全体に広げる。
やめる話
削る話をするなら、まず市が見られる側に立つ。
事業報告を厳格にし、成果の見える補助金にする。変えるのは予算額ではなく交付要綱。産業向けは国や県の制度を使い倒す。
このページの読み方
1項目を、見出し1行と説明1〜2文に絞りました。「市が決められる」は市長と議会で決められること、「〜と」は事業者・UR・警察・県など相手がいること、「議会の議決」は条例や予算の議決が要ることです。できないことをできるとは書きません。詳しい場面と根拠は、各項目のリンク先にあります。
・暮らしの場面から読む → 三郷の未来
・数字で確かめる → 先輩世代/現役世代/未来世代
・任期中の進み具合 → 約束は、どこまで進んだか
・次の4年でやること、その先の8年 → 三郷 4年ごとのアジェンダ