Reading the budget

617.5億円は、
どんな形で出ていくのか。

令和8年度の一般会計は617.5億円。いちばん大きいのは、市民の手に渡るお金です。

Reiwa 8

面積が、お金の大きさ。
色が、去年からの動き。

大きく増えた 増えた ほぼ同じ 減った 大きく減った

令和8年度一般会計の歳出617.5億円を、性質別の構成比で割りました。「去年から」は令和7年度の構成比との差(ポイント)です。

In one line

建てる・つくるお金が、
13.0%から8.2%へ。

総額に掛けた目安で、およそ81億円から51億円へ。1年で31億円ほど小さくなりました。 いっぽうで、市民の手に渡るお金は30.1%から32.2%へ。全体の中で、ここがいちばん膨らんでいます。

All 8

8つの形と、
去年との差。

形令和7年度令和8年度差(pt)令和8年度の目安
市民の手に渡る扶助費|児童手当、保育、生活保護、障がい福祉サービスなどの給付30.1%32.2%+2.1約198.8億円
人が働く人件費|市の職員と会計年度任用職員の給料・手当、議員報酬15.7%16.7%+1.0約103.1億円
外に頼む・動かす物件費|委託、消耗品、光熱水費、機器の借り上げなど16.1%15.8%−0.3約97.6億円
団体や、ほかの自治体へ補助費等|消防などの一部事務組合への負担金、団体への補助金7.7%9.2%+1.5約56.8億円
借金を返す公債費|市債(市の借金)の元金と利子の返済8.1%8.6%+0.5約53.1億円
建てる・つくる普通建設事業費|学校や道路、公園などの新設・増改築13.0%8.2%−4.8約50.6億円
国保・介護などの会計へ繰出金|国民健康保険・介護保険などの特別会計へ回すお金8.0%7.9%−0.1約48.8億円
その他その他|積立金、貸付金、維持補修費など1.3%1.4%+0.1約8.6億円

「目安」は、構成比に歳出総額(令和8年度617.5億円)を掛けて出したものです。市は性質別の金額を公表していません。構成比だけが予算書に載っています。

What for

何のために使うか。
押すと、中身に潜れます。

10%以上増えた 3〜10%増えた ほぼ同じ 3〜10%減った 10%以上減った

こちらは予算書に金額が載っているので、去年からの動きを金額で見ています(1枚目は構成比の差)。この面積図だけを、画面いっぱいで見る →

潜ると、何が動いたのかが見えます。たとえば総務費の「災害対策費」は、23.4億円から5.6億円へ。1つの目だけで17.8億円減っています。去年の予算書を開くと、このうち22.1億円は「南部地域拠点防災コミュニティ施設整備事業」の工事費でした。今年はこの工事費が入っていないので、減ったように見えます。数字の動きには、こうした理由があります。いちばん増えたのは民生費の「保育所費」で、+7.9億円です。

民生費312.5億円去年から +10.6億円

予算書の書き方(節)で見ると

  • 扶助費生活保護・手当などの給付32%
  • 負担金、補助及び交付金負担金・補助金・交付金28%
  • 委託料外部への委託18%
  • 繰出金特別会計へ回す11%
  • 給料職員の給料4%
  • その他7%

中身(目)と、予算書のページ

目令和8年度去年から予算書
保育所費70.1億円+7.9億円p.196
障害福祉費61.7億円+6.6億円p.152
扶助費51.8億円±0p.206
児童福祉費45.6億円−1.4億円p.182
老人医療費20.1億円+3,792万円p.170
介護保険事業費19.3億円+1.2億円p.170
国民健康保険事業費11.6億円−2.4億円p.162
児童クラブ費7.3億円−1.8億円p.202
社会福祉総務費8.8億円+506万円p.148
児童福祉総務費4.5億円+620万円p.180
生活保護総務費3.6億円−1,054万円p.204
老人福祉費2.1億円+1,737万円p.164
老人福祉センター費1.6億円+939万円p.172
障がい者福祉施設みさと運営費1.3億円−93万円p.172
児童発達支援センター運営費1.1億円+399万円p.192
児童館費8,679万円−386万円p.190
健康福祉会館運営費5,607万円−467万円p.178
国民年金事務費3,776万円+152万円p.164
ふくし総合相談・地域支援事業費1,932万円+63万円p.178
災害救助費59万円±0p.208
総務費77.0億円去年から −18.7億円

予算書の書き方(節)で見ると

  • 委託料外部への委託17%
  • 給料職員の給料14%
  • 負担金、補助及び交付金負担金・補助金・交付金14%
  • 職員手当等職員の手当11%
  • 工事請負費工事9%
  • その他36%

中身(目)と、予算書のページ

目令和8年度去年から予算書
災害対策費5.6億円−17.8億円p.118
一般管理費22.8億円+1.8億円p.72
文化施設費13.4億円−3,496万円p.102
情報政策費7.1億円−2.3億円p.86
財産管理費7.6億円+2.5億円p.94
税務総務費4.7億円+1,232万円p.124
戸籍住民基本台帳費4.2億円+93万円p.132
交通安全費1.9億円+2,266万円p.112
参議院議員選挙費0円−1.3億円p.142
主税費1.2億円−369万円p.126
市議会議員選挙費0円−1.2億円p.142
文書管理費1.1億円−58万円p.78
パスポートセンター費9,070万円−10万円p.110
基幹統計調査費739万円−8,121万円p.144
市長選挙費8,005万円+8,005万円p.140
資産税費7,053万円+1,667万円p.132
企画費2,428万円−3,281万円p.84
出張所費5,480万円+283万円p.110
会計管理費4,731万円+48万円p.100
市民活動支援費4,391万円−317万円p.100
広報広聴費3,502万円−915万円p.92
防犯推進費4,039万円+557万円p.116
コミュニティ施設整備事業費750万円−3,250万円p.102
選挙管理委員会費3,832万円+108万円p.136
財政管理費1,951万円−1,394万円p.94
人事管理費2,775万円−180万円p.88
監査委員費2,862万円+77万円p.146
公共施設整備基金費1,574万円−383万円p.94
県議会議員選挙費1,928万円+1,928万円p.142
諸税費1,560万円+347万円p.130
統計調査総務費1,336万円+134万円p.142
市民税費952万円−29万円p.130
減債基金費856万円+756万円p.94
男女共同参画推進費201万円−596万円p.82
財政調整基金費746万円+612万円p.94
契約管理費705万円+298万円p.98
人権推進費352万円−119万円p.80
市民相談費206万円−3,000円p.108
消費生活対策費189万円−6万円p.108
諸費68万円−24万円p.124
国際化推進費78万円−10万円p.102
公平委員会費68万円−8万円p.124
広聴費0円−32万円p.124
工事検査費18万円−9,000円p.98
教育費62.4億円去年から +3.5億円

予算書の書き方(節)で見ると

  • 需用費消耗品・光熱水費・修繕30%
  • 委託料外部への委託16%
  • 工事請負費工事15%
  • 使用料及び賃借料機器や土地の借り上げ9%
  • 給料職員の給料6%
  • その他24%

中身(目)と、予算書のページ

目令和8年度去年から予算書
学校管理費18.2億円+6,952万円p.308
学校給食費15.6億円−1.6億円p.344
教育振興費5.0億円+2.7億円p.310
事務局費4.8億円+685万円p.296
学校管理費4.3億円+1.5億円p.310
図書館費2.9億円−2,152万円p.322
教育振興費2.6億円+1.2億円p.312
体育振興費2.4億円+7,513万円p.338
社会教育総務費2.1億円−498万円p.314
保健体育総務費1.8億円−1,140万円p.332
体育館費5,934万円−9,718万円p.342
学校教育指導費1.1億円−1,439万円p.302
学務費3,247万円−2,319万円p.300
幼稚園費2,332万円−133万円p.314
公民館費2,246万円−95万円p.318
特別支援教育費1,142万円+28万円p.306
青少年健全育成費912万円−71万円p.328
青少年ホーム費743万円+103万円p.332
文化財保護費350万円−175万円p.326
教育委員会費341万円−1万円p.296
「日本一の読書のまち」推進費128万円−142万円p.320
市史編さん費224万円−32万円p.328
人権教育費104万円+14万円p.318
視聴覚ライブラリー費14万円−1万円p.326
公債費53.0億円去年から +2.5億円

予算書の書き方(節)で見ると

  • 償還金、利子及び割引料借金の返済など100%

中身(目)と、予算書のページ

目令和8年度去年から予算書
元金47.9億円+4,889万円p.348
利子5.1億円+2.0億円p.350
土木費44.2億円去年から −7.0億円

予算書の書き方(節)で見ると

  • 工事請負費工事28%
  • 負担金、補助及び交付金負担金・補助金・交付金24%
  • 委託料外部への委託21%
  • 給料職員の給料7%
  • 需用費消耗品・光熱水費・修繕6%
  • その他14%

中身(目)と、予算書のページ

目令和8年度去年から予算書
公共下水道費9.2億円−1,700万円p.274
都市計画総務費7.8億円+6,377万円p.264
街路事業費5.4億円−8,634万円p.272
河川整備費2.4億円−3.4億円p.262
みどり公園費3.4億円−2.0億円p.274
河川維持費4.1億円+2,320万円p.260
道路橋りょう総務費4.1億円−95万円p.252
道路維持費3.0億円−435万円p.256
道路新設改良費1.7億円−1,000万円p.258
区画整理費3,559万円−1.1億円p.270
橋りょう維持費9,400万円−1,300万円p.258
土木総務費9,467万円+497万円p.248
住宅管理費2,755万円+1,444万円p.278
都市下水路費1,676万円−474万円p.274
建築指導費1,923万円−32万円p.250
応急対策費1,608万円−27万円p.254
橋りょう新設改良費630万円−970万円p.258
河川総務費205万円−72万円p.260
衛生費40.5億円去年から +5.1億円

予算書の書き方(節)で見ると

  • 委託料外部への委託43%
  • 負担金、補助及び交付金負担金・補助金・交付金39%
  • 需用費消耗品・光熱水費・修繕8%
  • 給料職員の給料4%
  • 職員手当等職員の手当3%
  • その他3%

中身(目)と、予算書のページ

目令和8年度去年から予算書
じん芥処理費18.3億円+1.1億円p.230
保健予防費5.9億円−7,666万円p.212
上水道費4.5億円+4.5億円p.234
母子保健費2.8億円+1,128万円p.214
成人保健費2.6億円+3,773万円p.218
保健衛生総務費2.6億円+1,030万円p.208
斎場費1.5億円−13万円p.226
清掃総務費1.2億円−397万円p.228
し尿処理費1.0億円−104万円p.232
公害対策費1,132万円−888万円p.224
環境衛生費696万円−1,070万円p.222
消防費18.3億円去年から −3.6億円

予算書の書き方(節)で見ると

  • 給料職員の給料36%
  • 職員手当等職員の手当28%
  • 共済費職員の年金・保険の負担13%
  • 需用費消耗品・光熱水費・修繕9%
  • 備品購入費備品5%
  • その他10%

中身(目)と、予算書のページ

目令和8年度去年から予算書
常備消防費16.1億円−4.4億円p.280
消防施設費1.1億円+8,144万円p.294
非常備消防費1.1億円−81万円p.290
商工費3.5億円去年から −849万円

予算書の書き方(節)で見ると

  • 貸付金貸し付け54%
  • 負担金、補助及び交付金負担金・補助金・交付金19%
  • 給料職員の給料9%
  • 職員手当等職員の手当7%
  • 委託料外部への委託4%
  • その他7%

中身(目)と、予算書のページ

目令和8年度去年から予算書
商工振興費2.8億円−992万円p.244
商工総務費7,083万円+144万円p.244
議会費3.2億円去年から +362万円

予算書の書き方(節)で見ると

  • 報酬会計年度任用職員・委員・議員の報酬39%
  • 職員手当等職員の手当25%
  • 共済費職員の年金・保険の負担14%
  • 給料職員の給料11%
  • 負担金、補助及び交付金負担金・補助金・交付金3%
  • その他8%

中身(目)と、予算書のページ

目令和8年度去年から予算書
議会費3.2億円+362万円p.68
農林水産業費1.6億円去年から +548万円

予算書の書き方(節)で見ると

  • 負担金、補助及び交付金負担金・補助金・交付金26%
  • 給料職員の給料25%
  • 職員手当等職員の手当20%
  • 報酬会計年度任用職員・委員・議員の報酬9%
  • 共済費職員の年金・保険の負担9%
  • その他10%

中身(目)と、予算書のページ

目令和8年度去年から予算書
農業総務費9,717万円+26万円p.238
農業振興費4,495万円+587万円p.240
農業委員会費1,323万円−65万円p.236
労働費6,806万円去年から −1,161万円

予算書の書き方(節)で見ると

  • 貸付金貸し付け89%
  • 負担金、補助及び交付金負担金・補助金・交付金9%
  • 報償費謝礼・記念品1%
  • 委託料外部への委託1%
  • 役務費通信・手数料・保険0%
  • その他0%

中身(目)と、予算書のページ

目令和8年度去年から予算書
労働諸費6,806万円−1,161万円p.234
予備費5,000万円去年から ±0

予算書の書き方(節)で見ると

予備費は、予算書の明細に節の内訳が載っていません。

中身(目)と、予算書のページ

目令和8年度去年から予算書
予備費5,000万円±0p.352
諸支出金2,314万円去年から +1,332万円

予算書の書き方(節)で見ると

  • 負担金、補助及び交付金負担金・補助金・交付金89%
  • 積立金基金(市の貯金)への積立11%

中身(目)と、予算書のページ

目令和8年度去年から予算書
開発公社費2,050万円+1,100万円p.350
三郷市三郷インターA地区等公共施設整備基金費177万円+159万円p.352
常磐新線対策基金費65万円+56万円p.350
三郷市被災者支援がんばろう基金費19万円+16万円p.352
三郷市みどりの基金費3万円±0p.350
三郷市地域福祉基金費1,000円±0p.350
How the books are written

同じお金でも、
書き方で見え方が変わる。

1枚目の「市民の手に渡る」は、市の予算書で32.2%です。ところが、予算書の明細に書かれた「扶助費」という節だけを足すと、101.2億円(16.4%)にしかなりません。

理由は、分け方の物差しが違うからです。予算書の節は「どういう形で払うか」で分けます。国の統計(地方財政状況調査)は、「同一の節で区分されているものについてもその支出効果により分類が異なる場合がある」として、お金の性格で分け直します。

たとえば保育所費は70.1億円。そのうち47.5億円が、予算書の上では「委託料」として書かれています。私立の保育所に子どもを預かってもらうお金です。性格としては、暮らしを支える給付に近いお金です。市の内訳は公表されていないので、どの目がどちらに数えられたのかまでは分かりません。ここまでが、予算書から言えることです。

このページでは、1枚目に国の物差し(性質別)、2枚目から先に予算書の物差し(款・節)を使っています。どちらも市の公式の数字です。物差しが違うから、数字が違う。それを隠さないことが、見える化の最初の一歩だと考えています。

Sources & Notes

作成:鈴木優作(三郷市議会議員/創政MISATO)
違っているところがあれば教えてください。直して、直した記録を残します。