← 令和8年9月定例会 一般質問に出てくることば Words, one page each エルジーワン/総合行政ネットワーク

LGWAN

全国の自治体と国を結ぶ、インターネットから切り離された行政専用のネットワークです。個人情報を守る仕組みの土台になっています。

In short

インターネットから、
切り離した道。

LGWAN(エルジーワン)は「総合行政ネットワーク」の略です。全国の都道府県と市区町村の庁内のネットワークをつなぎ、インターネットから切り離された、行政専用のネットワークとして作られています。

自治体どうしや国とのメール、マイナンバーを使った情報のやりとり、地方税の電子申告、コンビニでの証明書の交付などが、この道を通ります。運営しているのは、地方公共団体情報システム機構(J-LIS)です。

How it works

個人情報を守る、
仕組みの中で

  • いつから平成13年度に全都道府県でつくる協議会が設け、平成15年度に全市区町村がつながって、本格的に動き始めました。平成26年度からは、J-LISが運営しています。
  • 3つに分けて守る(三層の対策)平成27年の日本年金機構の個人情報流出を受けて、総務省は自治体に、仕事のネットワークを「マイナンバーを使う仕事」「LGWANにつなぐ仕事」「インターネットにつなぐ仕事」の3つに分けるよう求めました。全国の自治体の対応は、平成29年7月に完了しています。
  • LGWANの上で使うサービス(LGWAN-ASP)事業者が審査を受けて、LGWANを通じて自治体にサービスを提供する仕組みです。文字起こし、AI-OCR(紙の文字を読み取る仕組み)、電子申請、Web会議などがあり、2026年9月16日時点で2,471件が登録されています。インターネットに出さずに使えるのが特長です。
  • これから国は、三層の対策を見直し、将来は「ゼロトラスト」(ネットワークの内側か外側かで信用せず、つなぐたびに確かめる考え方)にもとづく形に対応するよう検討するとしています。デジタル庁の検証事業の報告では、令和12年度から将来の形への移行を始める段取りが示されています。
In Misato

三郷市では

9月15日の一般質問で、企画政策部長は、個人情報を含む文書の文字起こしやAI-OCRについて、LGWAN環境の上のサービスを使うことで情報を守り、あわせて職員が使うときの手続きを簡素化していると答えました(本会議での答弁の要旨)。

守るべき情報は、インターネットに出さずに扱う。そのうえで、現場が使いやすい道具を選ぶ。守りと使いやすさを、サービスを使う場所の選び方で両立させる工夫です。

In the question

9月の一般質問では

テーマ2の答弁で、企画政策部長がLGWANに触れています。

テーマ2 イ/企画政策部長の答弁(要旨) 職員が業務で利用できるツールの整備状況について

個人情報を含む文書の文字起こしやAI-OCRは、LGWAN環境の上のサービスを使うことで情報を守り、あわせて職員が使うときの手続きを簡素化している。

答弁の要旨で読む →

Sources & Notes

作成:鈴木優作(三郷市議会議員/創政MISATO)
違っているところがあれば教えてください。直して、直した記録を残します。