AIに聞く前に、
資料を入れる。
三郷市の議案や予算の中身は、ネットにはほとんど出ていません(研修の記録)。
順番は、いつも同じ
入れるのは、
役所が出した原本。
決算書三郷市
条例は、
全文を入れて探す。
条例で気をつけていること
AIが要約した文を、条文として載せません。条文は原文のまま引き、要約は要約だとわかる書き方にします。例規集はいつ取得したものかをページに書き、各項目から市の例規集の本文へ戻れるようにしています。
議案は、
件数から確かめる。
論点と、立場ごとの影響を洗い出す
数字は原本で確認。何を聞くかは自分で決める
委員会の質疑・一般質問の準備
なぜ件数から確かめるのか
PDFの議案一覧は、件名が2〜3行に折り返されています。読み取りで1件まるごと落ちたり、2件がつながったりすることがあるので、議案・報告・諮問・請願それぞれの番号が想定どおりそろうかを最初に確かめます。条例・補正予算・決算といった分類は原本にないため、私の整理だとページに書いています。
予算書は、
合計で検算する。
歳出の明細から、事業と節を取り出す
事業の合計=目の予算額。合わない事業は空欄
検算のしかた:読み取った数字を足して、合計の行と比べる
1行でも読み違えれば、ここが合いません。合わなければ、そこで止めて原本に戻ります。
足し方を間違えると、市の数字と2倍ずれる
市民の手に渡る給付のお金32.2%お金の性格で分けた、市の公表値
節の「扶助費」だけを足す16.4%計算は正しくても、市の数字と合わない
なぜずれるのか
予算書の節は「どういう形で払うか」で分け、国の統計の性質別は「お金の性格」で分け直します。たとえば私立の保育所に払うお金は、節では委託料に入ります。だからAIに集計を頼むときは、何の物差しで分けるかまで指定し、最後に市の公表値と照らします。くわしくは 617.5億円は、どんな形で出ていくのか に書いています。
量が多い資料は、読み取りのプログラムをAIに書かせる
何百ページもの表は、AIに直接読ませるより、読み取るプログラムをAIに書かせます。同じ手順で何度でもやり直せ、合計との照合もプログラムの中に組み込めます。例規965件・議案43件・予算書・補助金100団体は、この形で作りました。
私が守っている、
6つの決まり。
- 原本を先に入れるまとめ記事ではなく、役所が出したもの
- 合計と件数で検算する合わなければ、そこで止める
- 原本のページで確かめる資料名とページ番号を書いて出す
- 自分の整理は、そう書く市の分類ではないこと、数え方を書く
- 約束したものは出さないご意見の中身・個人の情報・会派内の説明
- 決めるのは、自分賛否と質問は議員が決め、責任を負う
資料を集めるのも、
決めるのも、議員の仕事。
AIにまかせる
- 読み取る
- 並べる
- 分ける
- 要約する
- 論点を洗い出す
議員がやる
- 原本を集める
- 検算する
- 現場に行く
- 市民の声を聞く
- 決める
AIの答えは、
入れた資料より正確にはならない。